今回の記事では、前回の続きで「パチンコ店の清掃バイト」についてもう少し突っ込んだ情報をお伝えしていこうと思います。
本日お伝えするのは仕事内容と裏話です。
短時間で高時給のパチンコ清掃ではありますが、肉体労働ですから想像以上にきついのは前回少しお伝えした通りです。
今回はもっと具体的に、かなり細かい仕事内容などをご紹介していきますね。
■前回の記事はこちら

目次
パチンコ深夜清掃バイト / 仕事内容や人間関係。裏話もすこしだけ。
ここも店舗によって多少の違いが出ると思われる部分なのですが、あくまでも「自分の場合はこうだったよ」という体(てい)で書いていきますので、参考にしてみてください。
基本は4グループに分かれて清掃作業をします
まず大きく分けて4グループありまして…
・パチンコ台担当のグループ
・スロット台担当のグループ
・トイレ掃除担当のグループ
・全エリアの灰皿ボックス&ゴミ回収・仕分け&設備機器の点検等をするグループ
基本はこのグループに分かれて皆一斉に清掃作業を行います。
私の場合はかなりの台数のある大きな店舗だったので、上記の4グループに分かれて掃除をしましたが、小さな規模のお店ならもう少しグループ分けも少ないかもしれませんね。
パチンコ台やスロット台担当の仕事内容
パチンコ台やスロット台の仕事内容はほぼ一緒です。
・パチンコ台やスロット台の盤面拭き(雑巾を2つ持って両手同時に動かす)
・台全体の水拭きと乾拭き
・灰皿併設の場合は灰の掃除と灰皿の水拭き
・床のモップ掛け(これで一気にゴミを排除)
・床の水拭き(水拭き用のモップと水切り道具を使用)
・床の乾拭き(乾拭き用のモップを使用)
・パチンコ台・スロット台の椅子を水拭き&乾拭き
・自分が担当したエリアを最終チェック(指紋が残ってないか・灰が落ちてないか・床に水滴がないかなど)
・グループ仲間の掃除が終わっていないようなら手分けをして手伝う
・最終的に全員で確認を取り合って、掃除終了
上記作業の他に、椅子の上に乗ってパチンコ台やスロット台の高い部分やドル箱を拭く場合もあります(毎日の作業ではない)
…といった流れとなります。
この盛り沢山な作業を決められた勤務時間内に“必ず”終わらせなければなりません。
また、この作業をしている最中に社員の方がパチンコ台などに向かって作業をする場合が多々ありますので、空気を読んで彼らの作業の邪魔をしないように別の場所から掃除をする…
…といった気遣いも必要となります。
あとその際ですが、社員の方の作業をマジマジと見るのは禁物です。この辺は暗黙の了解ですね。
といっても、別部屋から監視カメラで掃除の様子をマメにチェックされてますので(新人の時は特に)、変な行動はしないよう・掃除の手を抜かないよう本気で頑張りましょう。
ちなみに、トイレには監視カメラはないので、トイレ掃除の時だけは監視の目から一瞬逃れられますよw
トイレ掃除担当の仕事内容
トイレ掃除担当者は、店内の全部のトイレ(男・女・社員用も全て)を掃除します。
仕事の流れは人によって様々ですが、基本はこんな流れとなります。
・トイレ内のゴミ集め
・トイレ前通路の掃き掃除やモップがけ
・トイレ内床のゴミを掃き掃除
・トイレットペーパーの補充
・床や便器(洋式以外)に水を撒く
・床・便器を磨く
・床の水切り・便器や便器まわりの水を拭き取る
・洗面台の掃除 / ハンドソープや液体の補充
・鏡面の水拭きと乾拭き
この作業を皆で順番に手分けして行います。または同時に作業をするといった感じです。
まれにトイレ内(特に男子トイレ内)が激しく荒れていたり汚れていたりする場合がありますので、その時は気合を入れて掃除を頑張ってください…笑
ちなみに私の場合ですが、トイレ掃除だけは古株のお姉さま方(お局)によって掃除の進め方が多少違っていたので、その時に組む相手に合わせてやり方を変えていく必要がありました。
この辺は空気を読んで各お局それぞれにやり方を教わって、その通りに進めていけば特に文句を言われることはなかったのでご安心を。
とにかく、素直・従順・謙虚な姿勢で接するようにしていけば無問題です。
「誰々さんにはこう教わった」「誰々さんはこう言ってたのに…」とか返答をすると人によってはヘソを曲げる場合がありますので、なるべく余計なことは言わないほうがいいんだということをこの時に学びました。
どこの場所にも派閥ってものが存在するってことですね。
くそ面倒だな…!笑
全エリアのゴミ回収・仕分け+設備点検担当の仕事内容
これはそんなに細かく書くこともないですかね。
・全台に設置してある灰皿回収ボックス(銀色のボックス)の回収&中の水の取替
・店舗内全エリアのゴミの回収
・ゴミの仕分け(燃えるゴミ不燃ゴミ資源ゴミの仕分け)
・仕分けの終わったゴミを外のゴミ廃棄場に台車で持っていく
・時間に余裕がある場合は、店内設置の鏡やガラスの拭き掃除も同時にやる
こんな感じです。
設備点検については、店舗によって作業内容が完全に変わってくる部分なのでここは詳細を省きますね。
これも文字にすると楽な仕事内容に見えるのですが、全エリアな上、ここのグループは少人数だったので実際にやるとなると結構大変でした。
個人的な感想だと、パチンコ・スロット台清掃の次に大変な仕事だと思いました。※トイレ掃除が作業的に一番ラク!
この仕事で一番キツいと感じたのは『絶対的な時間厳守』
とにかく、この仕事は時間厳守の”圧”がすごいです。
これは実際にパチンコ店の深夜清掃のバイトをした方なら分かると思うのですが…
仕事の間中の追われ続ける感 / プレッシャーがとにかく半端ないんですよね。
パチンコ店の掃除バイトは基本いくつかのグループに分かれて行動するのは先に書いた通りなんですが、グループ行動=連帯責任となります。
決まった時間に掃除が終わらなければ連帯責任になってしまうので、誰か1人が遅れを取ったら、早く掃除の終わった同じグループ仲間が助っ人に入りなにがなんでも勤務時間内に掃除を終わらせなければなりません。
ちなみに、掃除が終わらなかったという理由で勤務時間を過ぎてしまったとしても、その分の残業代は基本出ることはありません。
『時間内に必ず終わらせる』のが当たり前の仕事なのです。
…という上記理由によって、このバイトをしている間はずっと追われ続ける感が半端なかったというわけです。
あと、最初の頃は掃除に不慣れなため他のグループ仲間に迷惑をかけてしまうことも多く、いつも必要以上に申し訳なく思ってました。
なんせ連帯責任ですから。
この仕事に慣れるまでの最初の1~2週間は「皆を巻き込んで申し訳ない」「仕事を覚えるのが遅くて申し訳ない」「時間内に終わらなくてすみません」「イライラさせてすみません」といった心理状態に陥りやすいので、この辺の心労はかなりありました。
その当時の自分は家に帰ってぐったり、日中の本業の仕事中もぐったりといった感じでしたね。
仕事に慣れて独り立ちできれば、ある程度は自分でペースを掴めるようになり、状況も初期に比べてだいぶマシにはなってくるのですが、この絶対的な時間厳守だけはいつまで経ってもかなり大きなプレッシャーとなっていたような気がします。
今ではただの思い出ですがねw
まぁ、一度は経験をしておいてよかったなといった感じです。掃除の勉強にはなりました。
さいごに
本当は裏話まで書いてしまおうと思ったのですが、今回の仕事内容が思ってた以上に長くなってしまったので次回に持ち越したいと思います。
次回はパチンコ清掃バイトの裏話と、実際に働いて分かった点などをまとめたQ&Aについてご紹介していきますね。
それでは!
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